SUNNY SIDE RIVER

趣味だったり日々のことだったりいろいろ書いていきます

いいライブ、いい距離感

    最初の記事からいきなり何日もあいてしまったけど、何日ごとに書くという事はあえて決めなかったのであまり気にせずいこうと思う。そんなこのところ、大学生は春休みのど真ん中。イベント事がいくつか重なっていた。まずは先にあったことから書いていこうと思うので、3月9日のことを。


 

 The Birthdayのツアーのセミファイナルを観てきた。

 

 このバンドのライブは2014年夏のツアー以来、何度か観ている。その初めて観たときには「チバユウスケ(vo.gt)ってほんとにいるんだ」という究極に単純な感想しか出てこなかった(笑)今ではその存在も理解してライブを楽しめていると思う。

 

 最新アルバムの一曲目でライブがスタートした。フロアのテンションは一気に上がって前の方の客がうねるように踊るのが見えたのが、このところ観ていた日比谷野音と武道館の公演と比べてより一層、ライブに来たな!という感覚になった。

 演出の面では武道館で見られたような光での演出に今回もにこだわっていたのかな、と感じた。今回のアルバムの中からもライブの定番曲からも激しい曲の盛り上がりはこれまでのライブに勝るとも劣らず期待通り。またライブの中盤ではチバが客を盛り上げるように煽ったり、客からの反応にニヤッと笑ったりという表情が印象的で、客から名前を呼びかけられると少ない言葉で答える場面もいくつかあって、和やかな雰囲気が感じられた。激しさとやさしさが融合した楽しいライブが見られた満足感がなによりもうれしい。


 ミッシェル期やロッソ期は後追いでしかないけれど、客との間のこういう空気はなかったんじゃないかな。バンドが違って時代が違ったそのころとは別の客との距離感なのかなと。昔ももちろんかっこよかったけど、これはいい変化だと感じる。元ブランキーのベンジーは、芸人のバイきんぐ・小峠との対談で「MCを大事にして以前よりするようになった」と話していて、それを積極的には求めないが、そういう変化は今後チバにも来るかもしれない。こういうことは、結成から10年を超えたバンドの成熟なのか、メンバーの年齢的な変化なのかいろんなことがあると思う。


また次のライブのことも今回発表になったので、演出やセットリストにも期待して、チケットの発売を待つことにする。